僕は翻訳モノが苦手だ。どういうわけか独特の翻訳くささみたいなものが昔からあまり好きではないのだ。本屋にはよく行くが、外国文学の棚の前はあまり近づかない。
そういう意味で言うと、村上春樹の作品は、彼のオリジナルの作品でさえ翻訳っぽくて、実は苦手な部類に入るのだが、読み始めるとやめられなくなるような魅力がある。それで彼の翻訳モノから苦手を克服しようと考えてこの本を手に取った。
読み終わってみると、流れるような文体とか簡潔だけど頭のなかに鮮やかに描くことができる情景描写はさすがだなと思うのだが、その「さすが」はやはり村上春樹に向けたものであって、フィッツジェラルドの良さとして感じるためには結局原書を読むしかないのだろうなという思いを強く持った。ひょっとするとそういうもどかしさが翻訳モノを避ける遠因なのかもしれない。と言って原書を読むなんてとても無理なのだけれど。
オリジナルは90年近くも前の話だが、同じ頃の日本文学の作品と同じような空気を感じる。科学技術の発達が世界中の人々に同じような世界観を持たせはじめる最初の時期だったのかもしれないな。と漠然と考えたが、社会的な階級みたいなものが今よりもくっきりしている所が似通っていると感じる部分なのかもしれない。こういう階級みたいなものって、今現在の自分たちには見えないモノなのかもしれないけど。
まあ、そんな難しいことはとりあえず置いといて、もう少し翻訳モノに親しんでみようと改めて思った。
グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
Francis Scott Fitzgerald 村上 春樹

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万城目らしい独特の世界にどんどん引き込まれて数時間で読んでしまった。
北のはずれで生まれ育った僕には大阪のイメージは乏しいのだけれど、なんとなく大阪の人々ならこれくらいやりかねないなあという感じがある。とことん庶民の世界というのも感覚に合う。
ただ、なんとなくテーマがぼやけ気味というか、後半にインパクトを持ってこようとした割には緻密さを維持できなかったという印象がある。強烈なキャラクターがいくつも出てきて、それらが互いの印象を打ち消し合ってしまった感じだろうか?
と、それらしい文句を書き並べてはみたが、ちょっとだけ向こうの世界がまじった万城目作品が僕は好きである。
プリンセス・トヨトミ
万城目 学

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最近のお気に入り。Swagaroo。シラーズとメルローのどちらも好みだった。1000円くらい。
「おこっぺ大地」はウォッシュタイプなんだけど、表面が乾いたタイプ。「鶴居」も同じような感じ。表面の固いところはちょっとクセがあるんだけど美味い。「べっかいのチーズ屋さん」はいわゆる割けるチーズだ。
最近、ワインとチーズのあるお店は必ず覗いて気がついたら随分時間が経っている。なぜだろうなあ。。。
チーズプリーズ北海道
この一週間はubuntuとかGoogle App Engineで遊んでばかりいてあまり本を読まなかったので進捗がよくない。でも積読本が一冊増えてしまった。9冊で安定してしまったな(^^;
ゴールデンウイークにはもう少し読書の時間を作りたいと思う。
- フィンランド語は猫の言葉(1%)
- 貧困のない世界を創る(55%)
- ドキュメント・ノベル 青函トンネル(0%)
- ねじまき鳥クロニクル第1部(0%)
- ねじまき鳥クロニクル第2部(0%)
- ねじまき鳥クロニクル第3部(0%)
- ワープする宇宙(23%)
- グレート・ギャツビー(31%->50%)
- プリンセス・トヨトミ(0%)
地道に読んでいるのだが、進み具合が遅い。ちょっと難しめの本はやっぱり進みが遅いのだな。
「グレート・ギャツビー」はもっと読み進めるのだが、携帯性が良い本なので会社帰りの電車で読むことにしている。のではあるのだが、僕は電車に乗っている時間が15分もないのでなかなか進まないのである。ふと思いついたアイデアなんかをiPod touchにメモしたりするとますます時間がないのだなあ。。。
「貧困のない世界を創る」は読み進むにつれて懐疑的な思考が出てくる。学生の頃、国語の教師に「本は嘘が書いてあると思って読め」と言われたのを忠実に実践しているところがあるからまあ当たり前なのだが。
「ワープする宇宙」は面白い。面白いのだが読んでいるうちに眠くなってしまう。。。なぜだろう。
そろそろ「ねじまき鳥クロニクル」にとりかかろうかな。
- フィンランド語は猫の言葉(1%)
- 貧困のない世界を創る(30%->55%)
- 地獄変(60%->100%)
- ドキュメント・ノベル 青函トンネル(0%)
- ねじまき鳥クロニクル第1部(0%)
- ねじまき鳥クロニクル第2部(0%)
- ねじまき鳥クロニクル第3部(0%)
- ワープする宇宙(18%->23%)
- グレート・ギャツビー(3%->31%)
朝市が始まる時期になった。今日は厚田まで行ってみようと思っていたのだが、ほっき飯が食べたくなったので石狩漁港のほうに行ってきた。今の時期はカレイ、ホッケ、シャコなどが出ていた。